Tonyu System 1 - wiki


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$Optionsオブジェクト

各種設定を行います

メソッド一覧

get$Options.setメソッドで設定したプロジェクトの設定を得ます。
setプロジェクトの各種設定を行います。
getEnv$Options.setEnvメソッドで設定したランタイムの設定を得ます。
setEnvランタイムの各種設定を行います。

$Options.get

$Options.setメソッドで設定したプロジェクトの設定を得ます。

書式

get(name)
  • name
     設定項目の名前($Options.setメソッド参照)

戻り値

設定されている値

default.tonyuprjファイルの<resourcelist name="params">内の要素から取得されます。


$Options.set

プロジェクトの各種設定を行います。

書式

set(name,value)
  • name
     設定項目の名前
  • value
     設定する値

設定項目の名前(name)として指定できるのは、今のところ次のいずれかです。

  • deactivation_pause
     値(value)が1ならば、Tonyuがアクティブでないときに実行を自動的に一時停止します。
     0なら一時停止しません。(デフォルトの動作)
  • deactivation_disableKey
     値(value)が1ならば、Tonyuがアクティブでないときにgetkeyメソッドを無効にします。(デフォルトの動作)
     0なら無効にしません。
  • sound_stopOnPageLoad
     値(value)が1ならば、$projectManager.loadPageメソッドでページを切り替えたときにBGMを停止します。(デフォルトの動作)
     0ならページをまたがってそのまま演奏されます。
  • sleep_time
     フレームごとにCPUをスリープする時間(単位:ミリ秒)を設定します。
     「パフォーマンス」ウィンドウの「CPU負荷」をプログラムから動的に設定するためのオプションです。
     ※ ver1.29はsleep_timeを設定しなくても(デフォルト値の0でも)、CPU負荷がかかりません
     ※ ver1.30以降はビジーループ($System.setLoopMode(0))設定時のみ有効です
  • disable_pause
     F3キーや「実行」→「一時停止」で一時停止する機能を、無効にするかを設定します。
     値(value)が1ならば、一時停止を無効にします。0なら一時停止を有効にします。
     それ以外の値ならば、開発環境では一時停止を有効、ランタイムでは無効にします。(デフォルトの動作)
  • 起動時に適用される設定互換性の設定を参照)

default.tonyuprjファイルの<resourcelist name="params">内の値が変更、または要素が追加されます。
Tonyuを終了した後も値が残ります。

例1

extends SpriteChar;
$Options.set("deactivation_pause",1); 
// ↑Tonyu以外のアプリケーションをアクティブにすると
// 一時停止する
while (1) {
  x++;
  update();
}

$Options.getEnv

$Options.setEnvメソッドで設定したランタイムの設定を得ます。

※ ランタイム版(Player.exe)でのみ有効です。

書式

getEnv(name)

戻り値

設定されている値

Kernel/Cookies.iniファイル内の要素から取得されます。


$Options.setEnv

ランタイムの各種設定を行います。

※ ランタイム版(Player.exe)でのみ有効です。

書式

setEnv(name,value)
  • name
     設定項目の名前
  • value
     設定する値

設定項目の名前(name)として指定できるのは、今のところ次のいずれかです。

  • screenWidth
     起動時のウィンドウの幅を指定します。
  • screenHeight
     起動時のウィンドウの高さを指定します。
  • windowX
     ウィンドウの横の位置を指定します。
  • windowY
     ウィンドウの縦の位置を指定します。

Kernel/Cookies.iniファイル内の値が変更、または要素が追加されます。
Tonyuを終了した後も値が残ります。

例1

extends SpriteChar;
$Options.setEnv("screenWidth",600);
$Options.setEnv("screenHeight",400);
$Options.setEnv("windowX",200);
$Options.setEnv("windowY",100);
// ↑次回ランタイムを起動したとき
// 600×400pxの画面サイズで
// ディスプレイの左上から(200,100)の位置に
// ウィンドウが表示されます
while (1) {
  update();
}

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