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Arrayクラス

Array(配列)クラスのオブジェクトには、複数の値(要素)を格納することができます。

例1

予めコンソールウィンドウを表示しておいてください

extends SpriteChar;
a=new Array(); // 配列の作成
a.add("orange");
a.add("apple");
print("要素数="+a.size());
print("1番目の要素は"+a.get(0));
print("2番目の要素は"+a.get(1));
 
a.insert(1,"banana");
a.set(0,"grape");
print("要素数="+a.size());
print("1番目の要素は"+a.get(0));
print("2番目の要素は"+a.get(1));
print("3番目の要素は"+a.get(2));
 
a.delete(2);
print("全要素のリスト");
for (b in a) {
  print(b);
}
a.save("result.txt"); 
// files\result.txt に
// 配列の内容が保存されます。

特殊構文

for..in

メソッド一覧

add配列に要素を追加します
insert配列の途中に要素を挿入します
get配列の要素を取り出します
set配列の要素に値を代入します
size配列の要素数を返します
delete配列から要素を削除します
indexOf配列における要素のインデックスを返します。
lightIndexOfindexOfメソッドの高速化版(数値専用)
remove配列の要素を削除します
clear配列の内容をすべて消去します。
loadテキストファイルから配列の内容を読み込みます。
save配列の内容をテキストファイルに保存します。

Array.add

配列に要素を追加します

書式

add(e)
  • e
     追加する要素

Array.insert

配列の途中に要素を挿入します

書式

insert(index,element) 
  • index
     挿入する場所。(先頭:0 末尾:size()-1)
  • element
     追加する要素。

Array.get

配列の要素を取り出します

書式

get(i)
  • i
     取り出す要素のインデックス(先頭:0 末尾:size()-1)

戻り値

i番目の要素


Array.set

配列の要素に値を代入します

書式

set(i,e)
  • i
     代入される要素のインデックス(先頭:0 末尾:size()-1)
  • e
     代入する要素

Array.size

配列の要素数を返します

書式

size()

戻り値

配列の要素数


Array.delete

配列から要素を削除します

書式

delete(i)
  • i
     削除する要素のインデックス(先頭:0 末尾:size()-1)

戻り値

削除した要素

※インデックスがわからない場合はremoveメソッドが便利です


Array.indexOf

配列における要素のインデックスを返します。

書式

indexOf(e)
  • e
     インデックスを調べる要素

戻り値

この配列における 要素eのインデックス。インデックスが複数の場合は最小のもの。
要素eが配列にない場合-1


Array.lightIndexOf

indexOfメソッドを高速化したものですが、要素が文字列の場合は使えません。

書式

lightIndexOf(e)
  • e
     インデックスを調べる要素(文字列は使えません)

戻り値

この配列における、要素eのインデックス。インデックスが複数の場合は最小のもの。
要素eが配列にない場合は-1


Array.remove

配列の要素を削除します

書式

remove(e)
  • e
     削除する要素

deleteメソッドと異なり、削除したい要素を引数に指定します


Array.clear

配列の内容をすべて消去します。

書式

clear()

Array.load

テキストファイルから配列の内容を読み込みます。

書式

load(fn)
  • fn
     ファイル名

読み込めるファイルについては、ファイルの扱いについてを参照してください。

loadメソッドは、配列の内容をクリアしたあと、テキストファイルの1行につき1つの要素を追加します。
各要素の内容は行の内容を表す文字列です。


Array.save

配列の内容をテキストファイルに保存します。

書式

save(fn)
  • fn
     ファイル名

ファイルの保存先については、ファイルの扱いについてを参照してください。

saveメソッドは、配列の要素を先頭から順に、1行ずつ出力したものをファイルに保存します。
要素が文字列の場合、その内容をそのまま出力し、 文字列でない場合、要素の文字列表現を出力します。


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