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FileReaderクラス

ファイルからデータを読み込みます。ファイルについてはファイルの扱いについてを参照してください

例1

  1. 現在開いているページのフォルダのなかにfilesというフォルダを作ります。
  2. filesフォルダにtest.txtというテキストファイルを置きます。
  3. test.txtに数行なにかかいておきます。
  4. メニューの「ウィンドウ」>「コンソール」でコンソールウィンドウを表示します。
  5. オブジェクトを作成し、次のようなコードを書いて実行します。
  6. コンソールにファイルの内容が表示されます。
extends SpriteChar;
a=new FileReader("test.txt");
eof=0;
while (!eof) {
  l=a.readLn();
  if (l==null) eof=1; else print (l);
}
a.close();

メソッド一覧

readファイルから1バイトを読み込みます。
eofファイルの終わりに達しているかを調べます。
closeファイルの読み込みを終了します。
readLnテキストファイルから1行を読み込みます。
errorファイルの読み取り時に、エラーが発生したかを調べます。

FileReader.read

ファイルから1バイトを読み込みます。

書式

read()

戻り値

読み込んだ1バイト分のデータ。ファイルの終わりに達している場合はnull


FileReader.eof

ファイルの終わりに達しているかを調べます。

書式

eof()

戻り値

ファイルの終わりに達している場合、0以外の値、そうでない場合0


FileReader.close

ファイルの読み込みを終了します。FileReaderオブジェクトを使ったら最後に必ず呼び出してください。

書式

close()

FileReader.readLn

テキストファイルから1行を読み込みます。

書式

readLn()

戻り値

読み込んだ文字列。改行コード(rおよび )は含まない。
ファイルの終わりに達している場合はnull

改行コードはWindowsスタイル、UNIXスタイルどちらでも読むことができます。


FileReader.error

ファイルの読み取り時に、エラーが発生したかを調べます。

書式

error()

戻り値

エラーなら1。エラーでなければ0

エラーは、指定されたファイルがない場合や、他のアプリケーションがファイルを使っていたり(共有違反)、
ディスクの調子が悪い時などにエラーになります。


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