命令リファレンス


AnimationAdaptorとは、キャラクタパターンを次々に変化させることによるアニメーションを簡単に実現するためのオブジェクトです。

ここでは、図1のようなキャラクタを用意して、オブジェクトを歩かせる処理を考えます。

chars.png

まず簡単な例を示します。次のオブジェクトは、キャラクタパターン$pat_chars+0と$pat_chars+1を5フレームごとに交互に表示します。

例1

 
extends SpriteChar;
a=newAnimation();
a.loop($pat_chars+0,$pat_chars+1,5);
wait();

newAnimationメソッド, loopメソッドの説明も参照してください。

アニメーションアダプタ動作中は、変数pへの代入をしても効果がありません。pへ代入したい場合は一旦pauseメソッドを呼んでからにしてください

 次のオブジェクトは、カーソルキーを使って歩きながら移動するオブジェクトです。

例2

 
extends SpriteChar;
a=newAnimation();
while(1) {
  a.pause(); // 動いていないときはアニメーションを止める。
  // 各カーソルキーが押されたとき、アニメーションを設定する。 左右移動の場合fによって向きも指定する。
  if (getkey(39)>0) {a.loop($pat_chars+2,$pat_chars+3,3); f=0;  x+=3;}  
  if (getkey(37)>0) {a.loop($pat_chars+2,$pat_chars+3,3); f=1; x-=3;} 
  if (getkey(40)>0) {a.loop($pat_chars+0,$pat_chars+1,3); y+=3;}
  if (getkey(38)>0) {a.loop($pat_chars+4,$pat_chars+5,3); y-=3; }
  update();
}
''※'' 

アニメーションさせるコマ数が3つ以上の場合、最初のパターンを1番目の引数、最後のパターンを2番目の引数に指定します(途中のパター ンは指定しません)

メソッド・変数一覧