Objectクラスの説明に戻る

angleDiffメソッド(Objectクラス)

角度の比較を行います。
書式
angleDiff(a,b)
a :角度a
b :角度b

戻り値: angleDiff(a,b) は、-180 から 179 までの値を返します。

この値は次の性質をもっています。

angleDiff(a,b) == (a-b) + 360 * n (nは整数)

言い換えると、angleDiff(a,b)の戻り値は、角度a-b と同じ向きを持つ、-180 から 179 までの角度です。

angleDiff(360,90) = -90

angleDiff(-50,180) = 130

angleDiffを図で表すと図1のようになります。

d=angleDiff(a,b);

図1 :
angleDiff.png

angleDiffを用いると、角度a から 角度bに到達するには右回り、左回りのどちらが早いかを判定することができます。angleDiff(a,b)の値が正の とき、a から b に 至るには 左回り(aを減らす)が近く、負のときは右回り(aを増やす) のほうが近くなります。